地下鉄琴似駅からJR琴似駅へと続く、賑やかな大通り。街路樹の葉はとうに落ち、枝は鋭い針のように冬の空を突き刺しています。夕暮れ時、家路を急ぐ人々の吐息が白く消えていく傍らで、ムクドリたちは「ねぐら」へと集まってきます。

彼らの冬の姿は、夏に見かける軽快なそれとは全く異なります。 羽毛を目一杯に膨らませ、まるで小さな毛玉のようになった彼らは、専門用語で「ふくら雀」ならぬ「ふくらムクドリ」。体温を逃がさないよう、自らの羽の間に空気の層を作って凍える夜に備えているのです。

北海道札幌市西区琴似町在住 日常の写真や動画を中心に活動しています。アイヌ語でコツネイ=琴似