窓を開けると、思わず肩をすくめてしまうほどの寒さ。でも、フロントシティ琴似の中に目を向ければ、そこには元気な「冬雀」たちがいます。
冬のスズメは羽の間に空気を溜め込み、まるでお団子のようにふっくら。その「ふくら雀」の愛らしさには、見るだけで心が和みます。けれど、ただ可愛いだけではありません。凍てつく地面を跳ね回り、仲間と鳴き交わす姿からは、凄まじい生命力が伝わってきます。
指先ほどの小さな心臓を激しく動かし、懸命に熱を燃やして生きる彼ら。その姿を見ていると、「寒い寒い」と縮こまっているのが少し恥ずかしくなり、背筋がスッと伸びる気がします。冬雀は、冬の寒さの中に灯る、小さくて力強い光なのです。



