朝、目が覚め、まどろみながらリビングへ向かう。
やわらかな太陽の陽ざしが部屋いっぱいに広がり、新しい一日を静かに告げている様。
小太郎の写真の前へ寄り、「チーン」とおはようの挨拶を鳴らす。
澄んだ音色で一日が始まる。
ふと横に目をやると、マッサージチェアの二人が居た。
言葉を交わすこともなく、ただ静かに寄り添っている。
その姿は、窓からの光がひと筋のスポットライトとなって優しく照らし出していた。
そこには穏やかで確かな愛おしさが満ちている。
日常のささやかな瞬間に宿る温もりが、少しの心を満たしていく。
今日もきっと、いい一日になる気がする。





