土砂降りの雨の中にいるときは、世界が永遠にグレーに見えてしまう。
しかし、雨は決して自分を苦しめるためだけに降っている訳ではない。
雨は、乾いた大地を潤し、空に舞うチリを洗い流す「立ちあがる浄化のプロセス」である。
「挫折や失敗」
それまでの張り詰めた緊張を解き、硬くなったプライドを緩め、新しい自分を芽吹かせるための準備にすぎない。
今、立ち止まっているのは、自分がこれまで必死に歩いてきた証し。
何もせず、どこへも向かわない人は、雨に濡れて凍えることもない。
今の痛みは、あなたが自分の人生を真剣に生きようとした「積極的な副産物」である。
やがて雲が切れ、陽が射したとき、雨上がりの世界は以前よりもずっと鮮やかに輝く。
透き通った空気の中、自分が前よりも優しく、強くなった自分に出会えるはずである。
止まない雨は無い。
今は無理に動かず、雨音を聴きながら雨が過ぎて行くのを待とう。
ご飯を食べ、風呂に入り身体を温め、静かに眠り、朝が来るの待とう。
そして、空を見上げよう。
そこから次が始まる。





