
琴似の暗闇を突如として切り裂いた一瞬のきらめき。
空は鮮烈に光り輝き、大地に神成りの閃光を残していった。
その一瞬の出来事は、息をのむような恐ろしさを突きつけると同時に、胸の奥を激しく揺さぶる未知のときめきをもたらす様に感じる。

自然界が見せる圧巻の威容。
それは優しさだけではない、世界の本質的な強さの露呈に感じさせる。
カミナリの余韻が空に響く中、心に湧き上がるのはただの恐怖ではなく。
大切なものを守り抜き、何があっても前へ進むための、腹の底からの気合のような衝動。
恐れを乗り越えた先にしか存在しない覚悟を、空の一閃が静かに、そして苛烈に教えてくれる。
この静かな情熱を胸に、今日という日をまた歩き出す。






